東 紀子さん ・ 目指すは地域づくりと創作(生活)工芸。

東 紀子さん(志摩町芥屋在住)の今のこだわりは『草木染め』。染の対象は何でも良いのだがやはり 絹・ウールに
染めるのが1番だそうです、植物は実の色が出る・むらさきキャベツを銅でバイセンすると見事なブルーが出る・
初夏の花が咲く前の山ぼうしは澄んだ色が出る・・・・・キラキラと草木と染の話題が出てくる。

そして草木染だけではなく、夾纈染(きょうけつぞめ・はさんで染めるの意味)うちわや、ステンシル、、、、
まるで全ての日常を手造りで埋めていくかのように・・・・
人一人の人生を語るかのような生活工芸の世界、東さんを見ているとすこし理解できたかもしれない。



普通の主婦のようですが
どうしてどうして、染物歴35年の
大ベテランであります。



こちらへ移住されて5年、
近所の方に「使っていいよ」と言われて
近くの仲間6人と一緒に
畑仕事もしていらっしゃる。
はっきり言って畑でのいでたちは
完璧な田舎のおばちゃんなんです。
しっかりと地元に根付いた生活ぶりです。






染に関しては熟練の技術を持っておられるが、教室などを開いて教える事は「No!」だと、
真剣に染物を習いたい人には教えるが、それだけじゃない何かを大切にしたい、
それは仲間作り・地域作りですとおっしゃる。


フェンネル
先述の畑にはハーブが一杯!
レモングラスやらアボガドやら
イモ、きゅうり、、なんでもある、
これは生活農芸?なんでしょうか^^

すもも


アボガド
将来は自宅をギャラリーとして皆さんにたずねてきて欲しいとのこと
この「自宅」にもいろいろと話があるんです、東さんの旦那さんがまた変わっているんですよ、
近々東 忠節さんにもご登場していただきますので こうご期待!

※東さんのハマボウをテーマにした作品の紹介は伊都楽紙26号(6/30)にも紹介されています。


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