ポン・オタストン(鮒田 晃男)さん
「伊都の国彫り」
志摩町の野北の地にアイヌの血を受け継ぐポンさんの工房が誕生した。
自然を神として敬うアイヌ民族の思想を木彫りを通じて九州から世界に向けて発信しているポンさん。
6月末に西区福岡歴史の町から糸島郡志摩町に越してきたばかりのところに取材に伺った。
引越し祝いに駆けつけた人々は、総勢45名だったそうです。わざわざ北海道からや北九州からポンさんの門出を祝うために駆けつけたといいます。
ポンさんは、世界中の先住・少数民族との交流をはかるためにネットワーク・ニサトゥを設立、その代表を務める。地元の小学校に講師として出向いたり、世界中からネットワークの仲間たちを招いてイベントを開催、全国でアイヌ文化等の普及のために講師として講演活動も行なっている。
糸島に本籍もすでに移し、住民として地域に貢献したいと語ったポンさんの目の輝きと優しさは本物を感じさせた。

これこそ世界にただ1つ
の宝物






キーホルダーやペンダント
などにも活用できる




やはり日本は木の文化
が一番似合います
価格は1,000円から4,000円他注文も応じられるそうです。工房に立ち寄って好きな木を選べます

ポンさんの自然を愛し自然を活かすという想いが反映された印鑑は、機械で造られたものとは比較にならない愛着が感じられる。いとぐらも早速「伊都蔵」の印鑑を作って戴いた。

そんなポンさんは、昭和19年生まれの57歳。現在は下関出身の奥様と二人暮し。
「僕のやっている仕事をどんどんマネしてくれて、自然木の印鑑がブームになってくれればいいと思っている」「だから教えてほしいととか見せてほしいと言う人にもどんどん技術を教える気持ちはある」と語るポンさん。
お問合せ 092-327-3955


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