「自分の焼いた器で食事がしたい!」
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緑の中の工房の名前

「天の木」(てんのき)とは、

この工房のある場所の、

旧地名です。
自分の作った料理を盛り付ける、自作の器が作ってみたいということで、10年ほど前から、陶芸を始めた。
工房として、本格的なスタートは、昨年、自宅に窯を設置し、全工程を自分の手でやるようになってから。
灯油窯での本焼きは、12〜13時間ほど。ご主人(薦田秀美さん)と交代でやる。

<ギャラリー>
東コ関の外から中にかけても、様々な
作品がさりげなく置かれています。
梼ゥ然木を生かした大きなテーブルに、
今回のおすすめ品が飾られています。
ご自宅を作品の展示ギャラリーとして開放されています。
愛嬌のある動物の置物が飾ってあるおしゃれな出窓の向こうには、日よけにもなる藤の生け垣がしつらえてありました。

<作品> 悼ツ愛らしい猫やふくろうなどの
動物の焼き物を作られるのは、
ご主人の秀美さんです。

唐ヌっしりとした大皿から普段使いの
上品な小鉢まで種類の豊富な皿類を
作られるのは、奥様の薦田明子さん。





明子さん作のお皿と、秀美さん作の動物の置物は、作り手の個性が出ていて、訪れた方々も、
作風の違う焼き物を楽しんでいかれるそうです。

<作風・こだわり>
桃の木の釉薬を使いました。
唐ンかんの木の釉薬を使いました。
天の木の焼き物は、釉薬の材料に銅などの金属は使わず植物の灰を使って作られます。
切った木を燃やして灰にし、1ヶ月ほどあく抜きという工程も、自分でやります。親戚や知人から、切った庭木をもらい受け
たときのお礼は、その灰を使った焼き物だと。木の入手も容易ではないので、作品のポイントとなる灰の調達が難しい。

◆ アクセス ◆
福岡前原道路(バイパス)の飯氏東の交差点を、南に少し戻るとでてくる雷山とうふを目印に、
さらに山側へ進む。途中、飯石神社がある。飯氏公園横のわき道を登っていくと工房「天の木」。
 ※道が分かりにくいので、お気軽に電話でご連絡ください。
陶芸工房「天の木」 薦田明子(こもだ あきこ)

福岡市西区飯氏149番地  п@092−806−2785


※取材後記(寿&kumako)
優しい笑顔の、素敵な方です。作品についてたずねると、詳しくお話してくれます。


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