こちらが井原一号墳
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これは糸島のある地区のありふれた風景です。あなたも車の中から見たことがあるでしょう?そう、これは県道大野城二丈線の西堂交差点付近の風景です。
ところが
これはだたの丘ではありません。
実は古墳だったのです。
知っていましたか? |
こちらが西堂古賀崎古墳
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井原一号墳
(いわら いちごう ふん) |
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井原一号墳は詳しい調査が行われていませんので詳しい事は
わかりませんが、後円部から出てきた石の棺の形から2世紀から3世紀
と言う事なので、約1700年前に作られたようです。
三雲・井原の周辺にはたくさんの古墳がありますが
井原一号墳はその中でも最古のものである可能性が高いようです。 |
西堂古賀崎古墳
(にしのどう こがさき こふん) |
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一方、西堂古賀崎古墳の方は、6世紀中ごろという事なので、
約1500年前に作られたもののようです。
ご存知のように、
古墳と言えば関西周辺にたくさんの巨大古墳がありますが、
西堂古賀崎古墳も井原一号墳もそれらと同じ形の前方後円墳です。
しかし、関西にある巨大古墳よりも時代がはるかにさかのぼるのです。 |
西堂古賀崎古墳に上ってみると、こんな石室が見学できます。
この中から武器や馬具、須恵器などが出てきたそうです。
その上、金箔に彩られた柄がついた刀も出土していて、このことは西暦500年代に、
当時の大和政権と強いつながりを持った人が埋葬されている可能性があります。 (‘_‘)b
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裏手からちょっと登れば石室が、
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石室を見ることが出来ます。
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こんな身近にこんなすごいものが埋まっている古墳があるなんて糸島恐るべしですよね〜。
あなたも、いつも車から眺めるだけじゃもったいない。ちょっとぶらっと歩いてみませんか?
いつも見ているただの丘が、実はすごい歴史的意味のある遺跡である可能性がとても大きいのが糸島です。
さあ、あなたも散歩がてら、家の周りを散策してみましょう!!
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≪今回のアクセス-マップです。≫
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≪拡大図≫
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