元原発技術者 菊地洋一さんに聞く
「原発から身を守るために〜玄海原発30キロ風下で考える原発事故〜」


<内容>

福島原発を機に、原発に対する市民の危機意識が高まっています。

安全基準を見直し、審査に合格すれば、はたして「安全」だといえるのでしょうか?

玄海原発から30km圏に16,000人が生活する糸島市にとって、原発の問題は、まさに命と生活に直結した問題です。

糸島市は、防災計画の見直しや全行政区に防災組織を作るよう住民に結成を働きかけていますが、

そもそも、原発の安全性は保証できるのか、身を守るすべはあるのか、その技術的、構造的な問題に対して、私たちに届く情報はあまりにも少なすぎます。

そこで、元原発技術者であり、その構造やシステムに詳しい菊地洋一さんのお話しを聞く場を設けました。

自分の身を守るには、まず、事実を知ること!

どうぞ、会場に足をお運びください。


*進行については、タレントの高橋徹郎さんに市民代表の聞き手になっていただき、私たちが漠然と感じている不安や様々な疑問など質問を投げかけながら、菊地さんにこたえていただく形式で、わかりやすく話を進めていきます。


<菊地洋一さんプロフィール>
1941年岩手県釜石市生まれ。
1973年3月〜1980年6月の7年4ヶ月、米国の原発関連会社GETSCO(=GE)の原子力事業部極東東京支社企画工程管理スペシャリストとして東海原発2号、福島第1原発6号機の建設に広く関わる。
1981 年よりアブダビの現地法人GAMA GENERAL CONTRACTING CO.を任され、石油関連施設の建設(設計・施工管理)に従事。50才より草花や昆虫等の写真を撮り始め、生命の尊さを感じてもらう写真展を全国で開催。宮崎に在住し、鹿児島大学理学部にて「地球環境エネルギー論」非常勤講師。東海地震がすぎるまで浜岡原発を止めておくよう訴える活動のため2002年10月〜2003年9月まで、静岡県函南町に在住。

*菊池洋一さんに関しては、
http://peacephilosophy.blogspot.com/2011/04/former-reactor-engineer-kikuchi-yoichi.html
をご参考にされてください。

「心からの叫び」と題した、中部電力への訴えは、心を揺さぶられます。



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