糸島自然研究会 2008年7月例会報告 「はまぼう祭り」(7月13日)

清水 和人
 2008年(平成20年)7月13日(日)晴れ。今日も朝から照りつけ最高気温35°を越えそうだ。午前8時30分、加布羅橋側の駐車場(空き地)に集合した者13名。皆は挨拶のかわりに「あついね!良く照るね!」と言う。本当に熱い。駐車しているマイカーの天板に触ると火傷しそうだ。早速 参加カードに氏名等記入。 8:40駐車場を出発し、泉川河畔のはまばうの花を見ながら筑泉荘へ向かった。黄色で柔らかい花びらを手にしながら優しい花ね、芯が焦げ茶色で黄色を一層ひきたてている。自然研の会員であり、はまぼうの会の会員でもある 塩川さんが「10日程前、この泉川の清掃作業をした日迄は、花が少なくはまぼう祭りの日に.花を楽しむことができるだろうか心配していましたが、今日は見事に花を開き、ほっとしました。」と近くにいた人に話してある。
 「はまばうの会の方々は殆ど志摩町の方で、毎年数回草刈りや清掃作業をして保護活動を続けてあるが、花は南を向き志摩町側からは葉の陰になり、沢山の花を見ることはできません。」こんな話もででいた。
 私達は泉川河畔に咲ハマボウやネムノキの花、ヒオウギスイセンの花などを観察しながら、会場につき、9時30分から第11回「はまぼう夢まつり」に参加した。塩川会長の挨拶に続き20分間ほどサックス演奏があり、続いて、講師吉丸克彦氏による「豊饒の糸島」と題しスライドを使って糸島の名所旧跡や各土地の祭り等を紹介された。11時30分からは全員外に出て、糸島農業高校の女生徒による和太鼓演奏を聞く。見事なバチさぱきに拍手喝采、お腹に響く太鼓の音、皆は炎天下にも動こうともしない。30分の演奏が短く感じた。12時からは、ばまばうの会女性部の方がスイカを威勢よく割り、皆に配られる。よく冷えたスイカは何よりも美味しかっか。
 スイカを存分に頂いた後、皆は帰途についた。私達も泉川を加布羅橋の方へ目指して帰っていく。干潮時になってきたのか、川の水も引き川の中央では砂底がみえてきている。河岸では川の流れにそって大きな鯉が2〜3匹川下の方へ詠いで行く。
 アスファルトの照り返しが強く頬がヒリヒリする。ネムノキやセンダンの木陰に人って体を冷やす。やつと加布羅橋まで帰ってきた。
終わり


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