「学校給食問題を考える会」の行動と提案。 |
前原市学校教育審議会は、1月21日
『中学校の完全給食の実施に関する具体的提言』をまとめ答申しています。
前原中学校と前原西中学校の給食は、早く実施してほしいと思っているが、センター方式には反対です。
学校給食は一日の中の大切な一食で、中学時代は特に成長過程にあります。
こども達の命に関わる大切な食事であり、誰もが「より安全で、美味しいものを!」
と願っています。その給食が、問題点の多いセンター方式になろうとしています。
★学校教育審議会がセンター方式に決定した経過 |
2001年2月頃
中学の給食実施に
向けて審議始まる |
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2001年9月26日審議会
自校方式・調理委託
と決定する |
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10月23日審議会
市長の意見により
再審議始まる |
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2002年1月21日
答申書決定 |
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12月19日審議会
センター方式に決定 |
春田市長の意見表明で
審議会は、当初の決定を
変え、センター方式へと
決定したのです。 |
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※「学校給食を考える・糸島連絡会議」
のニュースより抜粋 |
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●10月23日の審議会での春田市長の意見の要約
*多数の市民の要望でもあり、公約にも掲げているので早急に実施したい、
*前原市の財政は困難、最小の経費で最大の効果…日田市のセンターを視察して検討を。
*民間の保育所や老人ホームなどについても給食センターがあれば、移管したいと言う声もある。 |
●今も昔も変わらないセンター方式の問題点
・短時聞で大量調理を少人数で作るので、加工食品や冷凍食をが多く便用する
・配送に時間がかかり、味や質が落ちるので、残菜も多くなる
・時間と手間がかかる野菜料理が少なくなり、使用する野菜の種類も!少ない
・センターで必要とする大量の食材を確保するためには、
地元の野菜や無農薬を…などとこだわる事はできない。 |
9月の議会に向けて請願を出しませんか、グループや一人でも多くの人が出せば、
審議をいなくてはなりません、子ども達の未来の為に、やれること、やってみましょうや!!
請願書には議員さんによる紹介(紹介議員)が必要ですが、市議会議員さんの中には
しっかりと市民の意向を聞いてくれる方々はいらっしゃいますので、心配ご無用。 |
≪請願書の書式一例≫ |
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下記に
「学校給食問題を考える会」が
提出する請願書全文を
載せています。
参考にして下さい。 |
≫まえばるネットのページ≪ |
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◎「学校給食問題を考える会」が提出する請願書、全文。
前原中学校と前原西中学校に自校直営方式の学校給食を求める請願
1.請願趣旨
前原東中学校での自校直営方式による給食は、生徒や保護者から高い評価を受けています。
地域の農産物を使った給食は、調理が始まると、おいしい匂いが広がります。
生徒たちは食の大切さや命の大切さを給食をとおして学び、生きる力や、
自分の健康管理能力をも自然と身についていきます。
これは見える給食(自校方式)の大きなメリットです。
子ども達の健康と生きる力を養うためにも、前原東中学校と同じように、
前原中学校及び前原西中学校にも自校・直営方式による給食を実施してください。
2.請願理由
別紙(*1)
平成 年 月 日
前原市議会議長 成吉大二殿
請願者 住所 氏名 印 TEL( ) |
*1 別紙
請願理由
貴議会におかれましては、私たち市民のため日頃がらご尽力いただき心より感謝申し上げます。
さて、今年1月学校教育審識会は前原市教育委員会に
「前原市立中学校の完全給食の実施に関する具体的提言」の答申書を提出しています。
自学枝敬育課では、答申にそって、給食センター建設に向けた費用等について調査段階と聞いています。私たちは前原東中学校と同じように前原中学校と前原西中学校にも自校直営方式の学校給食を実施してほしいと強く願っています。
前原市では地場産の野菜を使った安全でおいしい給食を実施しています。子ども達は給食を楽しみにしています。中学校でも、おいしくて安全な給食を食べさせてやりたいと親たちは強く望んでいます。センター方式の給食は、自校方式と比べ配送に調理時間を取られるため、調理にどうしても手がかけられません。調理時間が短くなり、添加物が入っている調理半加エ食品を多く使いますし、温めるだけの食品(レトルト食品)や、冷凍食品、冷凍野菜なども多く使います。加工食品の中に遺伝子組み替え食品が原材料として使用される可能性は大きく、子どもたちの将来の健康の保障は誰がするのでしょう。O-157のような伝染性のある病気が発生した場合は一気に広がった事例はたくさんあります。また、アレルギーのある子どもたちの対応はどうなるのでしょうか。
配送については・配送にかかる費用もさることながら、配送の間に食品の味は落らるし、変質もします。食品を入れる容器の問題もあります。油ものや、熱いものを運ぶ際には環境ホルモンに対応した容器を準備しなければ大変なことになります。給食は毎目食するものです、より安全性の高いものをねがっています。自校方式であれば、配送のためのコンテナ等は必要ありません。中学時代は一番成長する時期で、このような時期に、添加物や環境ホルモンを身体に取り込むと、子どもたちは将来元気で働けるでしょうか。
行政はセンター方式のランニングコストや、経済劾率を最優先していますが、前原中学校と前原西中学校の2校に給食室を建設するだけでいいのです。昨年9月26目の審議会で自校方式と決定されています。中学校の敷地内に建設予定地まで計画されていました。ところが、1O月23日の審識会での市長の発言により、9月26日の決定を反故にし、強引にセンター方式へと変更した審議会の状況に大きな疑問を感じています。審識会の決定がこのように簡単に変えられるものなのでしょうか。センター建設については、国からの補助金があるからでしょうか。子ども達の将来の健康や命の重さを考えれば、目の前の経済効率のみを優先してよいものでしょうか。最近は食の乱れが社会問題になっています。規則正しく食事をする習慣を身につけ、季節の野菜や地域性のある食材を知るためにも、作り手とのふれあいはとても大切です。センター方式では子ども達には作り手はまったく見えません。市町の考えで、子ども達の自校方式から得ることが出来る「食の給食」を奪っていいものでしょうか。
最後に、各学校に調理施設を設置しておくことは、危機管理の面からも大切な事です。それは、災害時の避難場所として学校を使用することも考慮に入れるべきで、自校方式のメリットはここにもあります。
以上のことから、貴議会におかれましては、前原中学校と前原西中学校の2校に自校直営方式による給食の早期実施に向けてご尽力いただきますよう請願いたします。
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◆今回の請願書提出に関してのご相談・ご意見などは下記へ◆
えとう 晶子 TEL323−5199
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