※那須 英仁氏(二丈地区)の回答
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回答
回答者:那須 英仁氏(二丈地区)   メールにて回答(1/27)  *原文のまま掲載

<質問(1)>(有害)化学物質の暴露による健康被害から市民を守る為に。
住民は、公園、公民館、学校などの公共の施設への薬剤散布や床ワックスやシックハウス建材使用などから無意識のうちに暴露されており。これらからの健康被害が危惧されています。このような健康被害を引き起こさないよう、新市において環境基本計画や独自の条例・ガイドラインなどを策定し施行させるお考えはありますか?

回答 

医学的に言えば予防に勝る治療はなしと言いますが、健康被害もまさにその通り予防に勝る方法はありません。ただ、そういった啓発運動も大事ですが、現在の地球環境として大陸からの汚染物質の流入によって、空、海、空気、土にも、ほぼ全国的に汚染されていると感じています。
特に私達の住む、北部九州は黄砂、季節風に混じって飛んでくる量が多いのです。こういった汚染物質が直接、間接的に日本国民の体を汚染していっています。政府も言うべき事は言わなければいけないと思います。松枯れ防止には「AEDで松を救え」と思っています。装置年間つけ置き方式の電撃処理では費用がかかりすぎることもあり、害虫卵産め付け時期に1台で持ち回る方式で確実安価の対策とすることを提案しています。



<質問(2)>電磁波の暴露よる健康被害から市民を守る為に。
住民は、携帯基地局、高圧送電線などからの電磁波に暴露され続けており、時には深刻な健康被害を引き起こすほど危険なレベルの電磁波暴露を受けている場所もあります。新市において他の自治体でも取り組んでいるような電磁波からの健康被害を未然に防止する為の環境基本計画や独自の条例・ガイドラインなどを策定し施行させるお考えはありますか?

回答 

電磁波に関しては、LPG業界からも健康被害が懸念されるとして予防的処置が必要としています。危険が予想される事は予防的処置が必要だと思いますので、大いに社会的な議論を起こして一定の規制策定、機器設備をすべきと思います。石綿がのちに健康被害を起こすとは当時にはだれも思いつかなかったことを教訓とすべきでしょう。



<質問(3)>貯蔵・輸送・公募などに問題点のある高レベル放射性廃棄物処分場について。
安全性が決して確保されることが無い核燃料サイクルについて警戒・危惧するところです。そこで「核廃棄物処分場の誘致」について端的にご質問いたします。原子力発電環境整備機構(NUMO)が行っている高レベル放射性廃棄物処分場設置可能性調査の公募についてどのようにお考えですか?

回答 

放射性廃棄物処分場の問題は誘致、反対双方についてよく本質を見なければならない所が多くあります。双方ともに公共の利益、住民の利益、国家の利益がからまり複雑ですが、お金のためにふる里は売らないと決めています。「利益のみを享受していっさいの義務を果たさない」との議論にも正面から取り組むべきと思いますが核燃料サイクルの安全性、危険度に関しては徹底して研究し工夫し、国も科学者も務めるべきと思います。さらに、例えば被爆量は病院のはしご受診によるレントゲン被爆や太陽光の長時間照射による被爆も多いのが事実です。