※檜和田正子氏(二丈地区)の回答
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回答
回答者:檜和田正子氏(二丈地区)   郵送にて回答(1/28)  *原文のまま掲載

<質問(1)>(有害)化学物質の暴露による健康被害から市民を守る為に。
住民は、公園、公民館、学校などの公共の施設への薬剤散布や床ワックスやシックハウス建材使用などから無意識のうちに暴露されており。これらからの健康被害が危惧されています。このような健康被害を引き起こさないよう、新市において環境基本計画や独自の条例・ガイドラインなどを策定し施行させるお考えはありますか?

回答 

 ホルムアデヒド、トルエンなどの化学物質は、健康被害が多く、シックハウスがとても心配です。
対策3ヶ条(使わない、作らない、減らしていく)の原則が大切と思います。
床ワックスなども、柑きつ系(みかんなど)から作られた自然塗料も作られています。
命と健康を守る立場から、厳しいガイドライン・条例が必要と考えます。



<質問(2)>電磁波の暴露よる健康被害から市民を守る為に。
住民は、携帯基地局、高圧送電線などからの電磁波に暴露され続けており、時には深刻な健康被害を引き起こすほど危険なレベルの電磁波暴露を受けている場所もあります。新市において他の自治体でも取り組んでいるような電磁波からの健康被害を未然に防止する為の環境基本計画や独自の条例・ガイドラインなどを策定し施行させるお考えはありますか?

回答 

電磁波による被害が多く報告されており、特に子どもへの被害が大きいようです。
疫学調査も進んでいます。
高圧送電線、携帯基地局などの設置には厳しい基準が必要です。予防原則の確立が急がれます。
雷山の送電線計画には反対です。



<質問(3)>貯蔵・輸送・公募などに問題点のある高レベル放射性廃棄物処分場について。
安全性が決して確保されることが無い核燃料サイクルについて警戒・危惧するところです。そこで「核廃棄物処分場の誘致」について端的にご質問いたします。原子力発電環境整備機構(NUMO)が行っている高レベル放射性廃棄物処分場設置可能性調査の公募についてどのようにお考えですか?

回答 

 無謀な政策のツケである高レベル放射性廃棄物を自治体と住民に押し付けることは許されません。
 数千年から数百万年という長い半減期の放射能も含まれています。
長期にわたる安全確保には、科学的にも技術的にも確立されていません。
 また、安全に処分できる安定した地層が地震列島目本にあるのか疑問視されています。
 高レベル放射性廃棄物は、信頼できる処理、処分方法が確立されるまで、厳格な管理のもとで、安全に保管すべきです。
 そして処理・処分方法開発に力を入れる必要があります。
 今の原子力政策をやめ、自然エネルギー政策に転換すべきと思います。