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回答者:松月 よし子氏(志摩地区) メールにて回答(1/30) *原文のまま掲載 |
<質問(1)>(有害)化学物質の暴露による健康被害から市民を守る為に。
住民は、公園、公民館、学校などの公共の施設への薬剤散布や床ワックスやシックハウス建材使用などから無意識のうちに暴露されており。これらからの健康被害が危惧されています。このような健康被害を引き起こさないよう、新市において環境基本計画や独自の条例・ガイドラインなどを策定し施行させるお考えはありますか?
回答 |
学生時代に有吉佐和子『複合汚染』を、子育て中にレイチェル・カーソン『沈黙の春』を読み、化学物質が地球環境や人体に及ぼす危険性を知りました。以来、子どものいのちを守る為には何が大切なのかを考え続け、意識の片隅に化学物質への疑問を抱きながら生活してきました。
また、娘が化学物質にとても敏感で、新建材や化学繊維などから出る物質に反応して、喉の渇き、頭痛、目まいを訴える姿をみているので、化学物質の暴露は、避けられるなら避けるべきことだと考えています。
特に公共の施設においては、市民の健康を守る為にはどうすべきかを考えれば、自ずと方向性は決まってきますが、その方法論については工夫が必要だと考えます。 |
<質問(2)>電磁波の暴露よる健康被害から市民を守る為に。
住民は、携帯基地局、高圧送電線などからの電磁波に暴露され続けており、時には深刻な健康被害を引き起こすほど危険なレベルの電磁波暴露を受けている場所もあります。新市において他の自治体でも取り組んでいるような電磁波からの健康被害を未然に防止する為の環境基本計画や独自の条例・ガイドラインなどを策定し施行させるお考えはありますか?
回答 |
電磁波は手に取ったり、目に見えたりしないものだけに、問題意識を常に持ち、科学的根拠のもと、いのちを守る観点からどのように対応すべきかを考えるべきです。
市民の健康被害が出てから対応するのではなく、あらかじめしっかりとした対策を取ることが必要だと考えます。 |
<質問(3)>貯蔵・輸送・公募などに問題点のある高レベル放射性廃棄物処分場について。
安全性が決して確保されることが無い核燃料サイクルについて警戒・危惧するところです。そこで「核廃棄物処分場の誘致」について端的にご質問いたします。原子力発電環境整備機構(NUMO)が行っている高レベル放射性廃棄物処分場設置可能性調査の公募についてどのようにお考えですか?
回答 |
「糸島市民を守るために糸島に処分場はいらない」ということは簡単ですが、そうなると他の地域の市民生活の安全性が脅かされます。私のところだけが避けられればそれでいいというレベルの問題ではないと認識しておりますので、原子力発電の必要性の是非も含め、地球の未来のためにどのように行動すべきか、真剣に調査研究議論して認識を高めるべきだと考えています。
以上のような認識に立ちながら、現実に直面している問題としての処分場誘致については、応募すべきではないと考えます。 |
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