糸島市のこれからの図書館についての公開質問状 「回 答 文 書」

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はたえ一正氏の回答文書
 この度は、糸島市のこれからの図書館について、熱心なご質問をいただきありがとうございます。私は二丈町議の時に、旧二丈町民の図書館に対する強い要望を踏まえて、町議会において7回続けて公立図書館と学校図書館に関わる一般質問を行ってきました。私自身、糸島市の誕生が、子どもから大人まで、市民のだれもが気軽に集い、学び、心を癒し、夢を膨らませることのできる「本物の図書館」を実現する契機となることを強く願い、そのために力を尽くす考えです。ご質問に以下の通りお答えいたします。

質問1への回答
 市民のだれもが、「いつでも」「なんでも」「どこに住んでいても」利用できる図書館、また、市民の憩いと活動の場となる図書館が、これから目指すべき糸島市の図書館だと考えます。なかでも図書館利用にハンディキャップのある人への図書館のサービスは、もっとも大切なサービスだと考えます。

質問2への回答
 旧前原市の図書館は、正規職員がわずかに2名という厳しい職員体制の中で、嘱託職員や臨時職員の方たちが、市民に喜ばれるサービスに懸命に力を尽くしている図書館だと思っていました。しかし、その厳しい職員体制や少ない図書予算のため、全国の人口同規模で活発に活動している図書館と比較すると、その利用度が2分の1以下であることに象徴的に表れているように、まだ市民の大半が利用できていない図書館だったと思います。

質問3への回答
 ご質問の趣旨に賛成です。市民参加のもとにまず、糸島市の図書館の基本構想を作る委員会を早急に設置することが必要です。

質問4への回答
 賛成です。二丈の図書館をしっかり始めることが、これからの糸島市の図書館のあり方を決めることになると考えます。

質問5への回答
 賛成です。志摩地区の図書館を糸島市の基本計画に位置づけ、二丈の図書館についで、志摩の図書館開設に取り組むことが必要です。

質問6への回答
 賛成です。市民の身近に本を運び、「大きな費用をかけずに、早くにサービスの充実に取り組める」移動図書館のサービスの充実は、第一に取り組むべきことだと考えます。その際、正規専門職員を配置して行うことは、肝心要のことだと考えます。

質問7への回答
 図書館の3要素(専門職員、資料、施設)のうち、職員が果たす役割は75%だと聞いています。図書館サービスの要である正規の専門職員の配置は、糸島市の図書館のこれからのもっとも重要な課題だと考えます。まず、現在の職員の中で、司書の資格を持つ職員や図書館での勤務を希望する職員を配置することから始めることに賛成です。

質問8への回答
 @、A、Bのいずれにも賛成です。糸島市の明日を担う小、中学児童、生徒の読書環境の整備、とりわけ学校図書館の充実は直ちに取り組まなければならないことだと考えます。
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