私は、図書館や学校図書など、子どもたちの読書環境を充分に整備する事は行政の急務であると考えています。
子どものときに本を読むことの大切さについては、私から申し上げるまでもなく、子どもたちができるだけたくさんの本に出会えるような仕組みをつくり、そして読書環境を整えることは国や自治体の大きな責任です。
赤ちゃんが最初に出会うブックスタートや、児童・生徒への読み聞かせや全校一斉読書など具体策を講じる必要があります。
公立図書館の整備はもちろんですが、移動図書館などの巡回サービスとともに、各小中学校・高校においての図書室、図書館の土曜日や日曜日等の開館、また夏休みなどの長期休業期間中の図書室の開館も進めるべきです。あわせて、学校図書司書の配置も充実すべきと考えます。 |