民生水道常任委員会会議録(要点記録) |
開催月日 |
平成14年12月4日(水) |
場 所 |
民生水道委員会室 |
開 会 |
午前10時00分 |
出席委員 |
井上正文委員長、西佳明副委員長、成吉大二委員、古川忠正委員 |
説 明 員 |
春田整秀市長、菊竹利嗣教育長、三嶋俊蔵民生部長、清水眞澄介護保険課長、宮本洋子介護保険課長補佐、金谷康彦係長、永田隆史係長、上田勇介教育部長、三苫幸雄社会教育課長、井上真唆範財政課長、西重幸財政諜長補佐 |
傍 聴 者 |
なし |
事 務 局 |
書記 松尾拓 |
審議事項 |
@請願第28号 恰土老人憩いの家設置に関する請願
A請願第29号 介護保険改善を求める請願
B図書館構想についての説明
C一般会計補正予算 |
決定事項 |
@審査のみ A審査のみ B説明のみ C説明のみ |
|
[@審議過程] |
|
説 明 |
南風校区ではコミュニティセンターとして複合施設でやっていく。新しい分離校区も複合施設で建設したい。恰土校区についても、建設するなら複合施設で検討したい。 |
質 問 |
校区公民館で古いのはどこか。 |
回 答 |
恰土、波多江、前原南である。 |
質 問 |
長糸、雷山、前原と建設したが、年次計画は持っているのか。そのあたり
がはっきりしていれば市民も納得できるのではないか。 |
回 答 |
順次建設する予定で考えている。 |
質 問 |
併設することについて補助に制限はあるのか。 |
回 答 |
併設についても補助の対象になると思うが、コミュニティセンターとしての起債について制限があるかもしれない。 |
質 問 |
長糸、雷山の憩いの家の利用状況はどうか。 |
回 答 |
それぞれ毎月2,000人程度が利用している。だんだんと増えつつある。 |
意 見 |
公民館の利用についてヽ長糸では公民館活動とは別の活動を憩いの家で行
ってあり、利用が減るということはなかった。 |
説 明 |
憩いの家は第二の公民館としての考え方ではなく、健康増進等独自の利用をおこなってある。恰土校区ではその活動を校区公民館で実施しているという状況である。 |
質 問 |
憩いの家は介護予防センターとしての要素がある。その効果としてはどうなのか。 |
回 答 |
70〜80人の人が毎日来ている。老人の介護給付費用、医療費の削減等を考えていた。
リハビリ事業も実施しており、利用者も多い。器材は十分ではないが、月に2,000人程度が利用しているので、効果はあると思う。 |
質 問 |
具体的な効果はあるのか。 |
回 答 |
事業の効果を具体的な数字にするのは難しい。要介護状態にならないよう輪を広げていきたい。 |
説 明 |
その人に合った介護支援を行っているが、どのくらい効果があるのかという分析は行っていない。今後検討したい。子どもとの交流などものすごく増加してきている。 |
意 見 |
予防メニュー等、体系的に説明できないようならやめるべきだ。住民のニーズに応えるために設置したものであるが、予防事業として専門的に説明できる程度の効果は示してほしい。事業として進めていくうえで、地域地域のメニューの整備と、その効果についての検証をしなければ、何も進歩しない。 |
体 憩 11時10分 再 開 11時18分 |
[A審議過程] |
|
説 明 |
保険料の値上げについては、当然したくないと考えている。しかし、事業がさらに充実していくと、当然給付額も増加し、負担も増えることになる。
単に保険料を上げるなということでは考えていない。サービスの内容ともからんでいる。前原市の居宅サービスは77%、施設は4.3%で、かなり充実している。その分サービスが大きく、負担も大きくなる。国への要望については、全国市長会を通じて11月に要望している。 |
質 問 |
保険料についてはどのような見通しなのか。 |
回 答 |
現在、高齢者保険福祉事業運営協議会で検討していただく準備をしており、具体的な数字についてはまったく出ていない。 |
質 問 |
料金策定のタイムリミットは。 |
|
国の介護報酬の審議会答申が1月末であり、それを受けての検討であり、まだ何ともいえない。 |
質 問 |
待機者は3倍になっているのか。 |
回 答 |
重複申請が多く、実際の人数の把握は困難である。糸島で考えると、前原市は1
0 0人となっているが、 実際には60人程度だと思う。施設の入所について、今までは申込順であったが、平成15年から適用度順という考えが出ている。 |
質 問 |
住民票を移して、前原市の給付費が増加するようなことはないのか。 |
回 答 |
前住所の自治体が負担するので、そのようなことはないが、グループホームについてはその適用がないので、懸念はある。 |
質 問 |
一般会計からの補填等で、国県からの補助金カットはないのか。 |
回 答 |
今のところ何も言ってきてはいないが、そのような制裁はありうる。 |
休 憩 12時08分 再 開 13時10分 |
[B審議過程] |
|
説 明 |
図書館に関する要望がある中で、現在PFIの可能性導入調査を行っている。市単独で行う場合や、立地位置によっても費用は大きく異なる。合併の協議中であり、単独で建設することに問題があるのではないかとの考えもあり、糸島地域の住民の合意でやるべきではと考えている。しかし、合併後に建設するとなると、さらに5年くらいは完成が遅れると思う。暫定的な図書館を作ってはどうかと考えている。 |
説 明 |
今目の補正予算に図書館懇話会の予算を計上している。平成15年度で設計し、16年度で建設、17年の1月に開館するという構想を持っている。
伊都文化会館を増築する形で建設し、面積500平方メートル、蔵書数3 8,000冊、運営は移動図書館と一体的に行いたい。 |
質 問 |
予算的な説明をお願いしたい。 |
回 答 |
基金として積み立てている4億円を利用したい。建設費2億円、備品と図書の購入で8,900万円で、およそ3億円程度と思う。 |
質 問 |
合併後の考え方はどうなのか。 |
回 答 |
そのまま残してもいいと思うが、後々にいろんな用途に使えるようにしたい。 |
質 問 |
職員体制はどうなのか。 |
回 答 |
現在のパピルス号は8名である。 13名程度を考えている。責任者を置きたいと思うが、実質的に動くのは係長になると思う。 |
意 見 |
今後事務的に進める上で、職員体制などきちんと検討すべきだ。ある一定の満足度を市民がもたなければ意味がない。九州大学の図書館もできると思うが、相互補完は可能だと思う。そのような要素も含めて計画をたてるべきだ。今回の懇話会にもある程度煮つめた案を提案すべきである。 |
休 憩 14時05分 再 開 14時13分 |
[C審議過程] |
|
説 明 |
補正予算の説明 |
散 会 |
15時38分 |